特待制度について① 2007/04/30 (Mon)

「そこまで言って委員会」は溜飲が下がる思いで見ていました。面白い！

笑いもまぜ、難しい話をとっつきやすくしています。

こういう番組をもっと増やしてほしいものです。

全国放送で、週末に家族揃って見れるようなゴールデンタイム枠でやっ

たほうがいいでしょうね。（出来ないでしょうが）

 

 

昨日野球を見に行きました。

最近話題になっている野球の裏金はあるに決まっています。

暗黙の了解どころじゃないですからね。

「日本学生野球憲章」については良く知らないですが、特待制度の問題

について一言。

プロ野球の裏金問題や契約金問題から発展していったような感があり

ます。

私の息子がプロ野球選手になるにあたって、資金負担が減る優遇制度

で行かせようと思っていました。（暴言）

主力選手が外されたり、対外試合が禁止になったりと子供に責任を取ら

せるようなのは順序が違うような気持ちがします。

 

 

高野連ｖｓ高体連？　特待制度「奨学金と同じ」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/49011

 

「高野連は野球憲章があるが、どんな競技も私学は奨学制度で受け入

れている現実がある。特待に差はあるが、私学はそれを特色としてい

る。奨学制度も度が過ぎるのは良くないが、全面否定は避けたい」

 

学校の都合で決めた制度で、いいところも悪いところもあるのは当然だ

と思いますが、的が外れている論議をして、その結果、本当の当事者

がぼやけています。

 

「学業などに対して奨学金が出るわけで、スポーツで高い能力を持つこ

とも立派な個性と思う。高体連は学校の良識に任せている」

 

それは私も個性だと思います。プロ野球選手は東大に入るよりは難しい

と思います。しかもプロに入って活躍できなければ、潰しも利かない現状

があります。

生徒や親の思惑と学校側の思惑の一致で特待制度等の優遇制度があ

るはずです。一概に悪いとはいえませんが、地方の私学に優秀な選手が

流れるのは甲子園に出たいという生徒の夢だったり、親のエゴだったり、

学校側の利益だったりする訳ですから、よく考えないといけない問題で

す。決して朝まで生テレビのようにいつも結論が出ず、グダグダに終わら

せてはいけないと思います。

 

「全国高体連の競技者規定でプロ活動は禁止事項にしている。特例で

卓球の福原愛（ＡＮＡ）のインターハイ出場は認めたが、ＣＭなどに出

演するフィギュアスケートの浅田真央（愛知・中京大中京）らも現れて

おり、競技者規定の見直しも図っている。」

 

特技でも、半魚人のように数十メートルの深さまで十分間潜れるとか、

ジャッキーの師匠のように箸でハエが捕まえられるなら、

面接官は苦笑するだけでしょう。

よっぽど他のことに比べ凄いことですよ。

特例の基準は何か。これも良く分からない。私の息子は松井、イチロー

クラス以上のはずでありますが、特例となるのでしょうか。（暴言）

 

特待生の制度は、徒競走で「皆で手をつないで一緒にゴールしましょう」

のような制度より、よっぽどマトモだと思います。

論議する箇所がずれていると思います。

アーチェリー競技で隣の人の的に当ててしまっているのに気付いてくださ

い。

的には当たってますがそれ隣の的ですから。