Cloud(クラウド)のきまぐれ日記
Cloud クラウドのブログ。日々の雑感・・・・・・・人,仕事,時事,金融,家族,ギャンブル,喜怒哀楽その他諸々。
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落書き学生らが謝罪 フィレンツェ訪れ号泣
イタリア・フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に岐阜市立女子短大学生らが落書きした問題で、同短大の松田学長と落書きをした女子学生1人が9日、フィレンツェ市役所を訪れ、関係者らに謝罪した。
悪いことをしたら謝るという日本にある倫理観以前の問題ですが、これを逆手に取るようなおばさんたちがいます。日本人かどうかわかりませんが、全くタイミングが良いとしかいいようがありません。本題に入る前に一言だけ言いたいと思います。
盧溝橋に観光に訪れた日本人女性20人が「かつて中国の人々を傷つけたことを謝罪します」と土下座
らしいです。観光じゃなくこれが目的だと思います。
現地で中国語の歌を歌い、残留孤児を育ててくれてありがとうと感謝をし、中国人を苦しめたことを謝罪し、道行く人に土下座をしたようです。
現地で中国語の歌を歌い、残留孤児を育ててくれてありがとうと感謝をし、中国人を苦しめたことを謝罪し、道行く人に土下座をしたようです。
中国ではこのニュースに関する掲示板がかなり盛り上がっているようで、意見の多い順番としては、
①「日本人のなかにもやはりいい人たちはいるものだ。悪いのは権力をもった人たちなのだろう」
②「歴史を正しくみることだ。悪いのはあなたがたの祖先であって、あなたがたがその罪を引き受けることはないけれど、まずは中国人とアジア人を苦しめた侵略戦争を反省することが、戦争を根絶することにつながる」
③、「たとえ日本人のすべてがひざまずくとしたところで中国人民の恨みはけっして晴れることはない
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-3365.html
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-3365.html
・・・・・・・・・・
本題。
今回の洞爺湖サミットでは何の成果もなかったという声が大きいと思います。その前に行われた会合(http://cloudkimagure.blog.shinobi.jp/Entry/323/)なんかの総括ですから、その前に決まっていることをなぞる訳になるので、いってみればその通りなんですけど・・。
しかし、話がまとまらなかったということは各国の国益が交錯しているということなので、そこから各国の思惑が見えることもあります。
サミットと一言でいっても、あまりに議題が多いので、今日は身近な1点について書こうと思います。食料、エネルギー問題。地球温暖化よりはこちらでしょうか。
洞爺湖サミット 原油高無策 株式市場に失望感
同日採択された首脳宣言は、世界経済を覆う原油、食料価格の高騰に対する危機感を表明したが、猛威を振るう投機マネーへの対応ではG8各国の利害が対立し、沈静化に向けた有効な対策を打ち出すことはできなかった。
奥様方はスーパー等での値上がりに敏感になられていると思います。
原油をはじめコモディティ価格の上昇がいろんな分野に影響を及ぼしているかと思います。
サミットの首脳宣言が原油高対策として強調したのが、「透明性の向上」だ。
生産実態を明確に開示しない産油国や実態の見えない投機マネーが高騰の原因との認識に基づくものだが、対策は需給面での逼迫(ひっぱく)解消に重点が置かれた。供給面では原油生産と精製能力の向上を要請。需要面では消費国に原子力発電の推進など脱・石油や省エネを求めた。
具体性がないという指摘が多いと思います。「透明性の向上」というのは都合のいい言葉で、産油国からすると「投機マネーをどうにかしなさい」、消費国からすると「生産実体を明らかにしなさい」ということに置き換えることが出来ます。生産国の実体という意味では、原油価格が20ドル台であった頃から、ヤミ増産が行われてきました。OPEC総会が定期的、臨時的に開かれますが、増減産しようとなった場合、その場で各国の一定の生産枠が割り当てられます。減産の場合、いつもどこかの国が抜け駆けして生産枠以上に生産量を増やしてきたわけですが(ヤミ増産)、現在の価格でOPEC各国が減産するというのは考えにくいです。生産すればするほど売れるわけですから、しかもあまりに高すぎると代替エネルギーに需要を奪われるという事態になります。価格調整という面から見ると値段が高すぎるというのは逆にOPECにとってもよろしくないわけです。
しかし、「元凶」との声が多い投機マネーに対する規制論では、欧州の一部首脳が強い懸念を示したが、米英は「需要見通しが供給を上回っていることが主因」と、需給要因に固執。最後まで意見はかみ合わず、各国当局の連携を促す程度にとどまった。
ここが大切な所ですね。米英は「需要が多い」という言い方をします。「供給量が少ない」とはいいません。しかし、この数年で需要が爆発的に伸びたのでしょうか。
NY原油の価格を追ってみます。
1997年 年初来安値17.50ドル・年初来高値26.74ドル
1998年 年初来安値10.35ドル・年初来高値18.06ドル
1999年 年初来安値11.26ドル・年初来高値27.15ドル
2000年 年初来安値23.70ドル・年初来高値37.80ドル
2001年 年初来安値16.70ドル・年初来高値32.70ドル
2002年 年初来安値17.80ドル・年初来高値31.39ドル
2003年 年初来安値25.04ドル・年初来高値39.99ドル
2004年 年初来安値32.20ドル・年初来高値55.67ドル
2005年 年初来安値41.25ドル・年初来高値70.85ドル
2006年 年初来安値54.86ドル・年初来高値78.40ドル
2007年 年初来安値49.90ドル・年初来高値99.29ドル
2008年 年初来安値86.11ドル・年初来高値145.85ドル(7/10現在)
10年前は水よりも安いといわれてました。という位にジャブジャブだった訳ですが、すごく上がったなぁという印象もあると思います。
しかし年間の変動率としては10年前から大きな変化はありません。その年の年初来高値は、年初来安値の1.5~2.0倍の範囲内(これはイラク戦争があった2003年も同様です。1999年は若干高くて2.4倍)でずっと動いていることが分かると思います。それは現在も同じです。要は、100円のものが2割上がると20円の値上がりですが、1万円のものが2割上がると2000円の値上がりです。ベースの価格が違うと、20円と2000円では大きな感覚の差になります。変動率は変わっていません。
ものすごく単純(乱暴)に言えば、ゴールドマンサックスの思惑は別として、年内200ドル説はこれにぴったりと当てはまります。
ものすごく単純(乱暴)に言えば、ゴールドマンサックスの思惑は別として、年内200ドル説はこれにぴったりと当てはまります。
食料価格等を含む国際商品においては、それまで右肩上がりでありましたが、2006年若しくは2007年以降に大きく跳ね上がっています。この辺りから原油との連動性が見れます。
ここで、投機マネーに対する規制論に対しての、米英のいう、「供給が需要に追いついていないからだ」という主張が弱くなります。本当にそうならば価格は高止まりするでしょうが・・・。
(投機マネー(原油):7/1時点では総取組は先月半ばから減少傾向、ヘッジの買い残がちょびっと減ってる。で、原油は若干下がってますね)
(投機マネー(原油):7/1時点では総取組は先月半ばから減少傾向、ヘッジの買い残がちょびっと減ってる。で、原油は若干下がってますね)
私が思った結論をいうと、
これは「今、インフレか?という疑問に対する再点検」が必要だということがひとつ。
そして、規制を歓迎しない米英というのは市場のことは市場に聞けという自由市場の面からの反対ではなく、
「米英を中心とする金融機関の損失をコモディティで補填しているんだから、やいやい言うな」
という側面があるということを、今回のサミットで感じたということです。
これは「今、インフレか?という疑問に対する再点検」が必要だということがひとつ。
そして、規制を歓迎しない米英というのは市場のことは市場に聞けという自由市場の面からの反対ではなく、
「米英を中心とする金融機関の損失をコモディティで補填しているんだから、やいやい言うな」
という側面があるということを、今回のサミットで感じたということです。
ECBはG8前に利上げ(利上げの判断の良し悪しは別とします)をし、今回、アメリカは「強いドル」発言をしましたが、声明には盛り込めなかった、基軸通貨を保ちたいドルと、ユーロの覇権を目指す陣営。まぁ、そういう攻防もあるのかなと。
国益とはいえ「食料やエネルギー問題は紛争やテロを生み出す。途上国の問題だけではないということを主要国は認識しているのだろうか」という発展途上国の声には耳も貸さないという現状は、この辺りの事情が交錯しているからだと思います。
・・・・・・・・・・
で、福田さんは何をしていたかというと、ドッジボールでずっとボールを避けていました。というか、隅っこをボールから遠ざかるようにして逃げていました。
ひとつだけ、彼が動いたのがこれです。
中国からの「チベット問題をとりあげないでくれ」というのにはもちろん同調いたしました
話はそれだけでは終わらず・・・
ちょっと順を追って書きますと、
王毅駐日大使(現外務次官)らを通じ、政府・与党に、非公式に皇太子ご夫妻の開会式出席を要請。
↓ ↓ ↓
訪日した温家宝首相が「ぜひ、陛下と皇族の方々においでいただきたい」と要請。
↓ ↓ ↓
これに対して陛下は通常通り「自分の外国訪問は政府で検討することになっています」と話されていた。
↓ ↓ ↓
再度、中国政府が北京五輪開会式に、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の出席を要請。
↓ ↓ ↓
日本政府はこの要請を受諾しない方針。
↓ ↓ ↓
日本政府から開会式に誰を派遣するかは「全くの白紙状態だ」
↓ ↓ ↓
胡主席の訪日で再度皇室の開会式出席を要請。
↓ ↓ ↓
どうしても駄目だったので福田自身が開会式出席予定。
このような流れだったと思います。
私が思うところ・・・と前置きしますが、執拗に皇室のご出席を要請する中国に対し、福田が奔走している図が見えます。違いますでしょうか・・・。彼がG8前にやったことといえば、これが一番熱心だったのと違いますかね。私は福田がかなり絡んでいると思います。
本来、「要請⇒受諾しない」の1、2回で終わらせる話だと思います。
で、地球温暖化の件ですが、これを本当に詰めようと思えば、親米の「かんべえ」さん(私は親米ではないですが)のいう『今年、環境問題に力を入れる理由なんてないんです。来年になればブッシュ大統領が居なくなることが分かっていて、後任候補の2人はいずれも地球温暖化対策には前向きです。だったら、今年中途半端な妥協をアメリカからもらっても、あんまり意味ないじゃありませんか。それに地球温暖化の問題の締め切りは、来年末のCOP15です。G8的には、まだ来年のイタリア開催が残っています。ここは議長体験3度目になるベルルスコーニ首相の方が、我らが福田さんよりもはるかに安心感がある。今年は「2050年」の目標を確認できれば、それで御の字というものではありませんか。』ということも一理あると思います。
すごい端折って書きましたが、今回は上記のような印象を受けました。
他の問題等について感じたことは、また今度の機会に・・・。
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コメントをどうぞ。
無題
日本は地球温暖化防止にそこまで固執する必要がありません。
世界一の省エネ技術を持ってるんですから、世界が日本に追いついてからテーブルに付けばいいと思います。
毎度お馴染みの「WILL」で武田教授が言ってました。
「ホッキョクグマの心配するより日本国民の心配をしろ」と
全くその通りだと思います。
毎度毎度、チンパン福田にはムカツキますね~
明日はもう少し楽しい話題をお願いします。
世界一の省エネ技術を持ってるんですから、世界が日本に追いついてからテーブルに付けばいいと思います。
毎度お馴染みの「WILL」で武田教授が言ってました。
「ホッキョクグマの心配するより日本国民の心配をしろ」と
全くその通りだと思います。
毎度毎度、チンパン福田にはムカツキますね~
明日はもう少し楽しい話題をお願いします。
Re:無題
楽しい話題・・・明日は週末ですからね。週末くらいは。
先日書いた加藤の阿呆が、またボケた言い訳をしているので腹が立ってますが、なんとか楽しい話題も入れれたらいいなと思います。それ以前に書けるかな・・と(苦笑)
地球温暖化・・・
暑さでホッキョクグマまでが、シナーっとなるのも困りますけどね。(←うまいこというた?)
先日書いた加藤の阿呆が、またボケた言い訳をしているので腹が立ってますが、なんとか楽しい話題も入れれたらいいなと思います。それ以前に書けるかな・・と(苦笑)
地球温暖化・・・
暑さでホッキョクグマまでが、シナーっとなるのも困りますけどね。(←うまいこというた?)
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我が拳は邪拳ゆえ種明かしは一回きりよ
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