北辰斜の追伸とシーシェパードとモーツァルト 2008/01/18 (Fri)

インサイダー取引、ＮＨＫに苦情電話１５０件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080117-00000317-yom-soci

証券会社社員なら一発で懲戒免職かつ営業停止です。どうぞ金融庁さん乗り込んでください。報道機関や新聞社ならば、同等かそれ以上のインサイダー情報を利用した疑いもありますので、NHK自身の対応に注目したいと思います。本来、今後は「対応を考える」「自浄作用を働かせて」「再発防止」というレベルの問題ではありません。

 

 

普通は悪さをした個人は社会的に抹殺されるくらいの事件です。

数十万、数百万の金に目が眩み、人生を棒に振るという愚かさ。

 

 

策士を気取り「法は犯していない」という御旗のもとで悪さをする連中を含め、またここにも餓鬼がいました。マトモな振りをした彼らの心を何が支配しているのか。

 

 

国営放送は必要だと思いますが、NHKはもういらんのとちゃいますか。

 

 

車で走っている時のお決まりのラジオ番組。

朝は浜村淳さん、昼からはコンちゃんです。

 

 

昨日、久しぶりに聴いたコンちゃん。

さすがに目の付け所がいい。

この調子で「南京の真実」もお願いします。

 

ここで、コンちゃんを知らない人に少し注釈をつけると

 

 

関西ではリリアンを凌ぐ人気です。

 

 

で・・・先日、私も書いた「北辰斜にさすところ」を紹介していました。

（http://cloudkimagure.blog.shinobi.jp/Entry/243/）

 

 

三国連太郎（主人公）自身が、「この映画は自分が出た映画の中でも、特に思い入れの強い映画となりました」という感じのことを言っているようです。

 

 

コンちゃんは「間違いなくお勧めできる映画。今年の映画の中で、一番の映画だと思います」という感じのことを言ってました。

 

 

私は一応、「まだ今年は始まったばかりですが」と突っ込んでおきました。

 

 

 

そしてコンちゃんが吼えた事件。

「グリーンピースは軟弱に過ぎる」として袂を分かつ、『シーシェパード』です。南氷洋で日本船のスクリューに縄を巻きつかせようとし、日本船に乗り込み捕まったという事件です。そもそもこの行為が犯罪です。

 

 

日本はそんな輩を返すと言っているのに、「条件を飲まなければ、返してもらわなくていい」と言っているようです。オーストラリア政府を初め、オーストラリアの大手新聞社２社についてもこの事件をシーシェパードは悪くないという立場を表明しています。もちろんオーストラリアの有識者の中には「カンガルーを殺す指導をするオーストラリア政府が日本の鯨のことについては何もいえないだろう」と政府を批判する意見もあります。

 

 

テロリストのように船に乗り込んでおきながら、「日本は人質をとって交渉するテロリスト」呼ばわりする。どこか似ている国があったような・・。

 

「私の家に犯罪者が家宅侵入しました。捕まえました。訴えられました。私は罰せられました。犯罪者の要求をのみ、謝罪と賠償しました。」

 

 

コンちゃん曰く、「油だけ取っていた奴らが何を言うか」「牛肉を食べろということ」

「捕まえた奴を腹ペコにした後に、鯨を食べさせたらええねん」

ということです。誠にごもっともな意見です。

 

 

福田さん、いまこそ、オージービーフの禁輸措置を取ってください。

 

 

そして食料自給率を早急に上げる対策を打ち出すべきです。

 

 

景気が悪いか何か知りませんが、経済を立て直そうと思ったら政治もそうですが、根本的な所から。直接関係がないと思われる分野に手をつけないといけないと思います。しっかり自立する日本を作らないと、いつまでもタカられ続けます。

 

 

だから捕まえた阿呆な二人組にコーヒーを出すなって・・・・・ったく。

 

 

 

以前に、オーストラリアではディンゴ等の虐殺が行われているというニュースがありましたが、コンちゃんの番組内でもありましたが（ニュースを夕刊紙から抜粋していた模様）、カンガルーについてもオーストラリア政府が以下のような殺し方の指導をしているようです。

 

・まず足を縛る。そして車のバンパー等にぶつけて殺す。

・袋の中にいる子供については散弾銃で殺す。

 

 

エグいですな。

 

 

日本の政府の頼りなさが滲み出ているシーシェパードの事件ではありますが、命が関わる以上、悠長なことを言っている場合ではありません。日本の政府に期待が持てるのかという点については、また違った一面から見てみます・・・。

 

 

福田さんの判断能力についてひとつだけ。

 

 

ぐっちーさんのところの記事を引用しますが、

http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/6272735e461abb53549576ae5ee6f615

例の金融商品取引法

（中略）

この法律により70歳以上の人は、身内の人の了解がないと株も投信も買えません。ですから71歳の福田首相は一人で店頭に来て株を買ってはいけません。トヨタの株を買っていいかどうか判断できない、と法律上認定されている人が、日本国の重大事を判断していいのか、ということで、そりゃー、ひでー法律な訳ですよ。

 

 

大丈夫か！・・・福田さん（苦笑）

 

 

「一般の投資家を守る」と心がこもっていない言葉を謳いつつ説法を続けながら、その結果自分たちが作った法律がその対象者を虐めることにしかなっていない例はたくさんあります。

 

 

知り尽くした顔をした役人の考えることや、やることに対して、「悪法や。何を考えてるの？現場のことを知らずに」と普段から迷惑を被っていると感じることも非常に多い訳です。彼らの原動力とは何なのか・・・。

 

 

つまるところ、乾いていると感じます。

 

 

自分たちでロールプレイして、それで満足しているというところでしょうか。

 

 

こういったケースに留まらず、
「法の前にあるものを失っている人が法を作る」
というのは言い過ぎなのでしょうか。

 

 

リンカーンだったか誰だったかが、男は４０歳になったら自分の顔に責任を持たねばならないと言いましたが、時代劇の越後屋や、アバンギャルド（前衛芸術）な顔にならないように注意しないと・・。

 

 

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追伸：

お金なんていうものは追いかけたらアカン。徳を追えば勝手についてくるといったのは親父ですが、魔笛のパパゲーノのアリアように、「恋人か女房がこのパパゲーノに一人でもあればさぞや幸せだろう。あと、旨い酒があれば何もいらない」というくらいで丁度いいんじゃないですかね。

 

 

そういう意味では、嫁を持っていること自体が彼からすれば上等というところでしょう。

 

 

さて週末ですが、何を飲むかは見目麗しい料理次第ということで・・・・・。ささやかな楽しみが継続できることが幸せだと思います。