Cloud(クラウド)のきまぐれ日記
Cloud クラウドのブログ。日々の雑感・・・・・・・人,仕事,時事,金融,家族,ギャンブル,喜怒哀楽その他諸々。
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【問い1】
子供が上手くなりたいと思って野球をしています。道具を大切にするということを
教える場合、どのように教えれば子供が腑に落とすことができるでしょうか?
教える場合、どのように教えれば子供が腑に落とすことができるでしょうか?
【問い2】
あなたは電車でお年寄りに席を譲りました。なぜ席を譲ったのでしょうか?
今、少し立ち止まり考えて欲しいと思います。
様々な表現があると思いますが、私の考えは最後に書きます。
本題に移ります。
私はイチロー選手が好きです。今のところ、年下で尊敬できる人の筆頭です。
通常の視力と動体視力は別物だと理解していますが、目が悪くなるから本は読まないというちょっと変な面や、日興の個人向け国債のCMに出るな、日本のプロ野球を盛り上げて欲しいというのも少しありますが。
しかし、本を読まなくても彼はいろいろなことを知っています。
真剣に野球に打ち込む事によって悟りとは言いませんが、それに近い知恵が満載されています。
長嶋茂雄氏の現役時代を知っている多くの人は、彼は偉大な「スーパースター」だと、面白い逸話を交えて話をされます。
確かにそうなのでしょう。私は実際にリアルタイムで見たことがないのが残念です。
ただ、イチロー選手に同じ匂いを感じるのです。
例えば、長嶋さんがバッティングの指導をするときに、「腰をグッー、でガーッときてビュッ」という感じで教えていた様ですが、これは感覚を説明しきれないだけで、冗談でもなんでもなく真剣にそういう表現になるのだと思います。
実はイチローも同じような感覚を知っていると私は思っています。
彼の場合は一般の人に説明ができる。そう思います。
ただ、野村監督いわく、真似はできないということです。してはいけないと。
松井選手のようにキャッチャー側の体の軸で打つというのは基本ですが、イチロー選手は踏み出す側の足を起点として軸を作っています。
これができるのは元巨人の篠塚とイチローだけのようです。
野村さんから言わすと、真似をすると良くない一握りの秀才となります。
しかし、イチローがホームランを狙うときは松井選手と同じようにキャッチャー側で軸を作っています。打ち分けているように感じます。ヒットに延長がホームランと言った人もいましたが、イチローは若干違うようです。(大リーガーなどは身体能力が違うので、(右バッターの場合)右手でボールを潰しに行くという感じでしょうか。結局はその人の体や筋力により様々ですが。)
例えば、ショートの頭を越す打球を打つときにどの指に少し力を入れたらいいのかということまで考えて、それを知っているようです。そういった一つ一つが、つまり「腰をグッー、でガーッときてビュッ」の具体的なものだと思います。
しかし、おそらくプロの選手でさえ、ここまでの感覚やロジックを持っている人は少ないはずです。
それに気付かないうちに現役を引退する選手が殆どだと思います。
超一流アスリートの工夫は人と違うものです。
ハンマー投げの室伏選手は、新聞を広げて片手で拳の中に納まるまで新聞をつかんで丸めてゆき、握力をつけます。(握力98キロです。)これは一般人でもできますが、なかなか気付きません。(朝日新聞でやったほうがより効果的です。多分)
イチローについてもいくつかあげてみます。
ある日、イチローがバットのグリップがいつもより下がっているという指摘をコーチから受けます。その数センチを指摘をした人もかなりの眼力ですが、イチロー自身も分かっていました。
ではなぜ矯正しなかったのか。
それは原因はそこではないと判断したからです。
グリップが下がるには原因が別にあるということです。
結局、その時は足を痛めていて、知らず知らずのうちに庇っていたのです。
それが完治したらおのずとグリップの位置が元に戻りました。
その時にグリップの位置を矯正していればおそらくスランプのような状態に入ったということです。
イチローの理由の後付けのような例もあります。
あのバットをピッチャーのほうに立てるしぐさですが、あれはまず球場全体やバックスクリーンを見ます。その後、ピッチャーに焦点を合わせるのです。すると、瞬間的に集中し、視力が上がるといいます。
もうひとつ。私たちは外野フライを取るときによく見て捕球しろと教えられます。しかし、彼はボールがグラブに入る際、目を閉じて捕球する練習をします。なぜなら、どんな人間でも目の前にボールがくると反射的に目を閉じるからです。それならば、目を閉じた状態で捕球できる技術を磨くほうが理にかなっています。背面キャッチなどはこれの応用ですね。一つ一つに理由があります。気付く、知る、行動する。大切だと思います。
打撃、守備、走塁、一番難しいのは走塁です。これを知っている選手はどれだけいるでしょうか。知っていたとして、多くの選手がこれをおざなりにしている感は否めないと思います。
打率でなく安打数にこだわる。これを本心から理解できる選手がいるでしょうか。
私の息子は野球をしています。遊びのレベルです。
だからこそ道具を大切にしろと言い、常にグラブ、バット、靴、帽子等は使ったら磨いています。なぜ、そうしないといけないのか。
冒頭の【問い1】に戻ります。イチローが分かりやすく言ってくれます。私もそう思いますし、そう伝えています。
「手入れをしたグラブで練習したことは、体に必ず残る。
記憶が体に残ってゆく。
汚いグラブでプレーしていたら、そのプレーは記憶には残らない。」
子供って野球が好きで、「上手くなりたい」ものですからね。
【問い2】は野球とは関係がありませんが、そういった自分自身の気付きが、日常でも大切だと思うので書きました。
お年寄りは体が弱いから、体力が若者より劣っているから席を譲るのでしょうか。もちろんそういう意味もあります。それが思いやりや親切と教えられてきた学校の教育だったかもしれません。
そうすると落とし穴に嵌ってしまう親が出てきます。
いつも電車に乗ると思います。子供連れの親が、空席があれば先に子供を席に座らせます。それについて何も考えていない感じです。ごく自然な振る舞いです。そんな親の子供は当たり前のように勧められたままちょこんと座ります。これって違うのではないでしょうか。私は立たせておけと思います。
ではどういうことなのか?
私は、お年寄りに席を譲るのは、大袈裟にいえば、今の我々の住んでいる日本の社会や生活を築いてもらった感謝だと思います。
つまり、思いやりや親切ではなく、先輩を「敬う」ということです。私はそう思っています。
自然と間違った考えが刷り込まれているという心配を自分自身がしないといけないなぁと思います。
仕事でも日常生活でもいろんなことがあります。自分の考えが反映されると思います。
夫婦間や仕事の工夫等でもたくさんあります。
・・・皆でいろんな発見をしていきたいと思います。
身近には触発してくれる人、気付かせてくれる人、ヒントをくれる人・・・・最近増えてきました。出会いって大切です。
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コメントをどうぞ。
Re:無題
彼もまた誰もが認める不世出のスーパースター・・・。
しかしね・・・。しかしだよ・・・、しかし。
ニュアンスがね。ちょっとね。
しかしね・・・。しかしだよ・・・、しかし。
ニュアンスがね。ちょっとね。
Re:無題
ネルソンかぁ。なるほど。偉大ですなぁ。
八郎つながりならば、ギャップがありすぎですが(笑)
平成の岡八郎の称号をシバちゃんに。
八郎つながりならば、ギャップがありすぎですが(笑)
平成の岡八郎の称号をシバちゃんに。
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