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「育児の煩わしさから逃れ、交際男性との同棲(どうせい)生活を送るため」
子供(当時6歳の長男):
「ママが作ったシチューやカレーが大好き」
残された子供たちに対しては、強く生きて欲しいと心から応援します。
こういうのも、そろそろ私たちの世代の順番ですけど。
ヒノデハヤマシナの「ふみとさん」
(http://hinodeha-yamashina.cocolog-nifty.com/blog/)
から教えてもらったのですが、姫路市に対して、映画「南京の真実」の「上映の後援をやめろ」という申し入れがあったようです。
要請年月日 2008年8月8日(金)09:00~10:30
場 所 姫路市役所 文化交流課会議室
出席者 (姫路市・文化交流課)山本課長 家長課長補佐
(日本共産党姫路市議団)大脇和代・森ゆき子・入江次郎(議員団事務局:岡村)
(日中友好協会)津田支部長・山口副支部長・本行事務局長代理・川口会員
(その他)西播労連・撰梅
1、今回の再申入れに至る経過について
(1) 2008年8月9日姫路市市民会館で、映画「南京の真実」の上映会が行われることについて、日本共産党姫路市議団、日本中国友好協会姫路支部、新日本婦人の会姫路支部の3団体で、7月22日、姫路市長に対して後援の撤回を求める申入れを行ってきた。
(2) その申入れに対して、7月28日、姫路市長名で後援を撤回しないとする回答書が3団体に通知された。
(3) それを受けて、再度、このような上映会の後援を撤回すべきであるという申入れを、担当課である文化交流課に対して行ったものである。
2、申し入れた主な内容と回答
今回の再申入れの主な内容と市側の回答は以下のとおりです。
Q:南京の大虐殺を否定するような映画を、なぜ姫路市が後援したのか。
A:映画上映という、文化芸術活動として後援した。
Q:戦争を賛美し、史実を否定するような映画でも、文化芸術活動といえるのか。
A;内容はあとで知った。映画という文化の形式を取っており、内容は芸術の範囲であ
る。
Q:以前「橋のない川」という映画が、同和行政に反するということで、後援されなかったという経過があるが、市政方針に反するものは後援すべきでないのではないか。
A:そのようなことがあったかどうかわからない。今回は基準に照らして判断した。
Q:今回判断した基準は以前からあったのか。また改定されたとしたらいつごろか。
A:以前からあったと思う。現在のものは平成になってからのものだと思う。
Q:その基準で、後援しないというものはどんなものか。
A:映倫の判断を尊重する。ポルノ等公序良俗に反するものは後援しない。
Q:公共団体が後援しているのは、姫路市だけだということを認識しているか。
A:インターネット等で認識している。
Q:市長は今回のことを知っているのか。
A:報告はしている。
Q:今回の上映は「1部」だが、今後「2部」「3部」と後援申請があれば後援するのか。
A:(回答なし)
Q:今回の上映会を、市として見に行くべきだと思うか。
A:見に行く予定はない。私個人(山本課長)は見に行かない。
3、その他主張した内容
その他、申入れ者が主張した点。
◎ この映画「南京の真実」を友好都市の中国・太原市で上映した場合、姫路市は友好活動だといえるのか。中国市民の感情を逆なでするような、姫路市の態度は理解できない。
◎ 原爆を「戦争を終わらせる手段だ」とする主張について、日本国民から批判が出ている。広島・長崎そして沖縄を含めて、被害を受けた人は決して忘れていない。
◎ 小学生の子供が街でチラシを持って帰ったりするが、親はその良し悪しを判断するのに姫路市の後援があれば安心する。「市の後援」というネームバリューを充分認識してほしい。
◎ 平和慰霊塔を建てた姫路市として、今回の後援はそれを否定するものだ。
◎映画そのものは表現の自由であり否定するものではないが、姫路市という公共団体が後援したのは行き過ぎており間違いだ。
(以上、応答内容と主張した内容は筆者のメモによる)
4、再申入れについての感想
今回の再申入れは、上映会を明日(8/9)に控えた段階で、回答書が了解できないということを、少人数・短時間で申し入れるということでセッティングしたものでしたが、結果的には9人、1時間半という長時間になってしまった。
結果的には撤回を決断させるには至らなかったが、市は“ことの重大性”を充分認識したものと思います。引き続いて姫路市の後援が間違いであったということを表明させるために、各方面と協力して取り組んで行きたいと思いますので、よろしくご協力願います。
2008年8月8日
日本中国友好協会 姫路支部 (本行 清)
「きちんと主婦をしているから柔道をさせてもらえる」
翌日の新聞に載っていたヤワラちゃんの言葉。
建前ではなく本音なんでしょうね。
これでいいのだ。
そして、世の旦那にもついでに言っておきますと、
「ママがいるからパパなのだ!!」 d(・c_・`。)ナノデス
(CF;『「11:3=B」を縦にするとバカボンのパパっぽく見える』らしいですよ。)
という訳で、金融メモというほどのものでもありませんが。
サブプライムというのがこの1年近く位言われ続けていますが、「そんなに大変なの」という声というか、「大変そうだけどあんまり自分には関係ない」「知っているが、良くは知らない」という印象を受けますので、ちょっとイメージだけでも持って頂けたらと思います。
本日は、この問題に詳しい方はスルーしていただいて結構です(苦笑)
さて、どの辺りまで遡るかということですが、とりあえずこの一ヶ月。
なるべく簡潔に事実関係を中心に書き留めておきます。
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7/13(日)
米のヘンリー・ポールソン財務長官がフレディマックとファニーメイの株価急落を受けて記者会見を行う。
そこでは、「国有化はしないが両社の株式を購入する可能性がある」とした支援策を打ち出す。米メディアからは「国有化」という言葉も頻発する。
要は、(破綻まで見据えた)信用不安に繋がる可能性があるという表明。
わざわざ日曜日(休日)にポールソン財務長官が慌しく記者会見を開いたのは、それだけ重要だったということ。
この案に反対派の閣僚が賛成に回ったのは、翌日(14日)に控えるフレディマックの短期債の入札が待ったなしで迫っていたいうこと。
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7/14(月)
株価。終値がフレディマック7.11ドル。ファニーメイは9.73ドル。(昨年のピークから8割ダウンしていた。)
前日のポールソン財務長官の発言もあり、約30億ドル(3200億円)の債券の入札がなんとか無事に終わる。
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NYダウが7/15に底を打ち、日経平均も7/17に一旦目先の底を打った。
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フレディマック、ファニーメイは、政府系の機関(政府の後ろ盾のある機関)だと思って頂いていいですが、決して政府の金融機関ではありません。
しかし、政府系ということで格付けは高い。
モノライン(金融保証保険の業務だけを専門に行う保険会社)が格付けの高い地方債に対して保証業務をするのと同じ。
ここで重要になるのが、この2社が扱っている(ローンに関与している)総額が5兆ドル(540兆円)(両社の短期債務と住宅ローン担保証券の合計)ということ。
これは住宅バブルが崩壊して依頼、民間の金融機関が住宅ローンを敬遠したことにより、全米の住宅関連の半分近くの取扱高となる。(米の住宅ローン債務は約12兆ドル)
イメージとしては、(2007年:IMF調べ)
アメリカのGDPが約13.8兆ドル(米の住宅ローン債務は約12兆ドル)
日本のGDPが約4.4兆ドル(2社がローンに関与している総額が5兆ドル)
この5兆ドルの中身で、この2社が一年間に返済、若しくは借り換えないといけない金額(短期債務)は、気が遠くなるかもしれませんが、
フレディマック:短期債務2910億ドル(30兆円)
ファニーメイ:短期債務2160億ドル(22兆円)
イメージ:世界各国のGDPを見た場合、
上位20国程度しか、この2社の合計数字を上回らない。
会社や自分の自宅のローンに照らし合わせれば愕然となる数字。
50兆の返済。(もちろん不良債権化していないものを含む)
こういった問題が収束できないと、実際の経済面でも住宅だけでなく、カード、他のローンの焦げ付きが表面化し、恐慌となる可能性があるということ。
ゴールドマンは過去2年半の間に約1000億ドル(約11兆円)の住宅ローン債務担保証券(CMO)を販売し、この間にそれに類似する証券を空売りしていたという話もありましたが。
グリーンスパンは今週初めに、「現在の金融危機を100年に1度か2度の出来事」といいました。
(独り言:アメリカの輝かしい復活という意味で、ニクソンショック前に戻すという最終的な選択肢(変形Ver)もありまっせと匂わせるような・・・(というのは深読みかも。))
ここまではザックリとアメリカのお話。
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では、次は日本への影響ということで少し書き留めます。
一番大きな負債を抱えているのが、(農協、漁協等の基盤となっている)農林中金。
農林中金は、ポールソンの記者会見の後、(17日)米政府が緊急支援を表明した政府系住宅金融2社の発行する政府機関債と住宅ローン担保証券を、3月末時点で計約5兆5000億円保有していたことを明らかにした。
「実際に損失が生じる可能性は低いとしている。」とのトップの発表・・・痛々しいというか、トップがこの程度の認識、何かあれば傾くレベルではないのか・・・。資質の問題か?
政府系なのでアメリカが保証するという本音(希望的観測)が見えるというか思考が止まっているというか。実際はどうか?その根拠ほど頼りないものはない。(実際にアメリカでは政府系であっても保証していないケースがある。地方銀行で1/3程度というのが今までの前例。)
農林中金の債務保有残高の内訳は、政府機関債が約2兆円、住宅ローン担保証券が約3兆5000億円。
次に、三菱UFJが3.3兆円。
日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の大手4社の合算で4兆円オーバー。
日本でも大きな所だけの足し算でも、軽く10兆円を超える。
海外(米以外)の政府・民間セクターによる保有残高(「昨年」の米財務省の統計)を見てみると、
約1兆3000億ドル(140兆円)で、このうちアジア勢が約8000億ドル(86兆)を占める。
内訳は中国が約3700億ドル(40兆)、続いて日本が約2280億ドル(24兆)だった。
(現在の為替水準で計算)
これを見て一つ感じたことは、外貨準備高の減少があの通貨危機以来最大となった韓国経済が再度苦境に立たされているというニュースはあっても、サブプライムについては影響があまりないと発信されています。もしかしたらリセッションどころではない?
外貨準備の触れたので横道に逸れると、「以前は外貨準備の約90%がドル。現在はドル60%でユーロが25%に増えている」ということも参考までに。
(※色々書きましたが、日本は悲観的になれという趣旨ではありません。)
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7/18の空売り規制による株価上昇を見ると、上昇率(緑色)が大きいほど・・・。
(クリックで拡大)
色々な想像ができます。
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アラブの王様に資本強化してもらっても、またお金が足りなくなっているシティやメリルあたりを見ておけばいいかもしれませんね。あれ、半年前位だったような。(上で書いたように「50兆円」からの返済、若しくは借り換えないといけないファニーメイ、フレディマックを連想できるかもしれません。)
このゴロンと横たわっている問題は、よってたかって鎮火させる方向に向かうかもしれないですね。日本はいわれのないお金を出さないといけない日が来るかもしれません。いざとなれば突きつけられます。「世界経済(日本経済)がボロボロになるのとどちらを選ぶか」という具合でしょうか。
裏ではユーロよりもロシアが笑ってそうです。
言葉足らずの部分もあり、この問題を一度で全てカバーすることはできませんがザックリという意味では一区切りがついたので、今日はこの辺りで。
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追伸:
オバマ、マケインの予定を見ると、五輪開催中は大きな表の活動は止みます。本格的に再始動するのが五輪が終わってから、というのは周知の通り。
逆に、アメリカでも日本でも、今日書いた経済問題等に関わらず、
「伝えたくない悪いこと」「都合の悪いこと」を北京五輪の紙面にぶつけてくる可能性
も否めないと思います。
ですから、隅っこに小さく書かれている記事にも注目したいと思います。
ところで、開会式っていつですか?
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八年八月八日で末広がりの日には、憂国談義が良いでしょうね。
では、皆様、良い週末を。
「日本は押せば引く国である」
これなんですね。ですからね、本当に足元を見られています。
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無型ゆえに誰にも読めぬ
我が拳は邪拳ゆえ種明かしは一回きりよ
私の心持ちの一部です。