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Cloud(クラウド)のきまぐれ日記
Cloud クラウドのブログ。日々の雑感・・・・・・・人,仕事,時事,金融,家族,ギャンブル,喜怒哀楽その他諸々。
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6歳、捨てられてもたたかれても母をかばった 埼玉
 
母親:

「育児の煩わしさから逃れ、交際男性との同棲(どうせい)生活を送るため」
 
「ママはもう戻らない。後はよろしく。(妹と弟の)面倒見てね。おなかがすいたら電話をかけて」
 
健太ちゃんの死を目の前にした島村被告は「お前はクビだ」と長男を平手で一発たたいた
 
 
 

子供(当時6歳の長男):

「ママが作ったシチューやカレーが大好き」
 
「残っていたご飯を食べようとしたら腐っていた。冷蔵庫もないから」
 
「本当に全部ボクが悪い。面倒みろと言われていたのに、全然お菓子とかあげないで」と母親をかばった
 
 
(※さらに詳細な記事はコチラ)
 
 
祖父母は何をしていたのか。
そして、母性の欠落では片付けられません。心すらありません。
無条件に頼ってくる子供に対してそれにすら応えることが出来ないのはクズです。
この外道・鬼畜は、まさに小人以下です。
全てを蔑ろにしてきて己の欲望だけに支配された結果だと思います。
 
 
環境が人を作るという面もありますが、本質は「人が環境を作る」だと思います。
楽しいことはいっぱいあります。


残された子供たちに対しては、強く生きて欲しいと心から応援します。
 
 
・・・・・・・・・・
 
 
お地蔵さん(地蔵菩薩)は、お釈迦さんが亡くなってから弥勒菩薩が現れる50数億年の間、仏さまが不在になるので人間を救うために出てきたというようなことらしいです。その地蔵菩薩の縁日が8/24なので、その前後にあわせて地蔵盆がありました。私の地域では明日からです。まだこういう風習は根強く残っています。
 
 
小さい頃を想い出すと、これは小学校の頃の夏休みの最後のイベントだったように思います。
 
 
盆踊りと同様に、この日だけは遅くまで遊ぶことが許され、友達と示し合わせて各地域のお地蔵さんを回り遊んだものです。
 
 
私や兄弟、友達等の子どもたちの名前が書いた提灯が吊られます。それを確認するのも楽しみでした。
 
 
もうひとつの楽しみは、各々のお地蔵さんのところで来た子どもに対してお菓子やジュースが配られることです。そして、属している町内のお地蔵さんからは、後日お供え物のお下がりがもらえました。
 
 
夜遊びが出来るというワクワク感を感じながら、仲間で探偵などをしながら走り回っていました。(「いろはにほへとちり『ぬ』るをわかよ『た』」で探偵と泥棒(盗っ人)を決める「探偵」という遊びは全国にありますよね? )
 
 
私の町内では、いたるところにお地蔵さんがありました。親も大人がお地蔵さんの前で番をしてしたので安心だったのでしょう。ニコニコしながら将棋をしたり、ビールを飲んでる人もいましたね。そういうところを見ても、大人が子供を見守るという点があったと思います。


こういうのも、そろそろ私たちの世代の順番ですけど。
 
 
最近、都会では疎遠になっている地域社会というか、近所付き合い等についても面倒臭がらずにしないといけませんね。
 
 
また、
 
 
「一隅を照らすもの これ国宝」
 
 
という最澄の言葉がありますが、各々が大人として自分の立場でできることをするという意識を持たないといけないと思います。要は、自分自身を練らないといけません。
 
 
西郷さんは「小人」を、己(私利私欲)を愛する者という解釈をしました。
 
 
また、個人の代表である政治家も同じく、小人であってはいけないと思います。
 
 
以下は西郷さんの言葉ですが、今もなお生きていると思います。
 
 
「政の大体は、文を興し、武を振い、農を励ますの三つにあり。その他百般の事務は、皆この三つの物を助くるの具也。この三つの物の中において、時に従い勢に因り、施行先後の順序はあれど、この三つの物を後にして他を先にするは更になし。」
 
 
「教育、自衛(軍備)、農業(自給、安定)」
 
その他はこれらを行うための手段であり、この三つにはその時々によって順序はあろうとも、この三つを蔑ろにして他の政策を先んじることはないという程の意味だと思います。
 
 
政治家はシンプルに考え、それを実行に移すだけだと思います。
 
 
小難しい理屈を並べて何もしない(できない)、他の諸問題に振られ過ぎという現状も情けないのですが、本来、政治とはそんなに難しい話ではないということを教えてくれているとも思います。理想を空想に堕さないようにするための本質すらここにあると思います。
 
 
政局に明け暮れるのも結構ですが、せめて、争うべきは弓矢にあり 米、塩にあらず」と謙信が言ったように、米や塩が無くて困るのは一般の庶民。
 
 
だから「敵に塩を送る」という言葉が生まれたのだ、という部分は強烈に意識して欲しいものです。
 
 
じゃないと上記の事件の人で無しと同様に、ホント人間失格ですわ。
 
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彼女さんがいないと生活に支障が出る
ヒノデハヤマシナの「ふみとさん」
http://hinodeha-yamashina.cocolog-nifty.com/blog/
から教えてもらったのですが、姫路市に対して、映画「南京の真実」の「上映の後援をやめろ」という申し入れがあったようです。
 
 
(引用先ブログ:http://nicchu-hyogo.seesaa.net/
 
 
 
 
映画「南京の真実」上映の後援を撤回せよという私たちの申し入れに対し、去る7月28日姫路市から文書により「後援はやめない」という回答がありました。そこで8日、以下の通り再度申し入れを行いました。

要請年月日  2008年8月8日(金)09:00~10:30
場 所    姫路市役所 文化交流課会議室
出席者   (姫路市・文化交流課)山本課長 家長課長補佐
      (日本共産党姫路市議団)大脇和代・森ゆき子・入江次郎(議員団事務局:岡村)
      (日中友好協会)津田支部長・山口副支部長・本行事務局長代理・川口会員
      (その他)西播労連・撰梅

1、今回の再申入れに至る経過について

(1) 2008年8月9日姫路市市民会館で、映画「南京の真実」の上映会が行われることについて、日本共産党姫路市議団、日本中国友好協会姫路支部、新日本婦人の会姫路支部の3団体で、7月22日、姫路市長に対して後援の撤回を求める申入れを行ってきた。

(2) その申入れに対して、7月28日、姫路市長名で後援を撤回しないとする回答書が3団体に通知された。

(3) それを受けて、再度、このような上映会の後援を撤回すべきであるという申入れを、担当課である文化交流課に対して行ったものである。

2、申し入れた主な内容と回答  

今回の再申入れの主な内容と市側の回答は以下のとおりです。

 Q:南京の大虐殺を否定するような映画を、なぜ姫路市が後援したのか。
 A:映画上映という、文化芸術活動として後援した。

 Q:戦争を賛美し、史実を否定するような映画でも、文化芸術活動といえるのか。
 A;内容はあとで知った。映画という文化の形式を取っており、内容は芸術の範囲であ
る。

 Q:以前「橋のない川」という映画が、同和行政に反するということで、後援されなかったという経過があるが、市政方針に反するものは後援すべきでないのではないか。
 A:そのようなことがあったかどうかわからない。今回は基準に照らして判断した。

 Q:今回判断した基準は以前からあったのか。また改定されたとしたらいつごろか。
 A:以前からあったと思う。現在のものは平成になってからのものだと思う。

 Q:その基準で、後援しないというものはどんなものか。
 A:映倫の判断を尊重する。ポルノ等公序良俗に反するものは後援しない。

 Q:公共団体が後援しているのは、姫路市だけだということを認識しているか。
 A:インターネット等で認識している。 

 Q:市長は今回のことを知っているのか。
 A:報告はしている。

 Q:今回の上映は「1部」だが、今後「2部」「3部」と後援申請があれば後援するのか。
 A:(回答なし)

 Q:今回の上映会を、市として見に行くべきだと思うか。
 A:見に行く予定はない。私個人(山本課長)は見に行かない。

3、その他主張した内容 

その他、申入れ者が主張した点。

 この映画「南京の真実」を友好都市の中国・太原市で上映した場合、姫路市は友好活動だといえるのか。中国市民の感情を逆なでするような、姫路市の態度は理解できない。

 原爆を「戦争を終わらせる手段だ」とする主張について、日本国民から批判が出ている。広島・長崎そして沖縄を含めて、被害を受けた人は決して忘れていない。

 小学生の子供が街でチラシを持って帰ったりするが、親はその良し悪しを判断するのに姫路市の後援があれば安心する。「市の後援」というネームバリューを充分認識してほしい。

 平和慰霊塔を建てた姫路市として、今回の後援はそれを否定するものだ。

映画そのものは表現の自由であり否定するものではないが、姫路市という公共団体が後援したのは行き過ぎており間違いだ。

       (以上、応答内容と主張した内容は筆者のメモによる)

4、再申入れについての感想

今回の再申入れは、上映会を明日(8/9)に控えた段階で、回答書が了解できないということを、少人数・短時間で申し入れるということでセッティングしたものでしたが、結果的には9人、1時間半という長時間になってしまった。
結果的には撤回を決断させるには至らなかったが、市は“ことの重大性”を充分認識したものと思います。引き続いて姫路市の後援が間違いであったということを表明させるために、各方面と協力して取り組んで行きたいと思いますので、よろしくご協力願います。

               2008年8月8日
            日本中国友好協会 姫路支部 (本行 清)
 
 
 
 
 
これは以前の下関の嶋倉教育長の時と同じ様な手法で、攻撃されかねないと思います。
 
 
少しこの日中友好協会について触れますと、(HP参照)
 
 
会長:加藤紘一、名誉顧問:村山富市というような組織です。李登輝さんの来日を拒否し、胡錦涛の来日を盛大に祝います。
 
 
喜納という民主党の議員のコメントも協会HPに載っていましたが、<本土復帰の時にはすでに、中国が心の中に強くあった。沖縄と中国は深いところでつながっている。中国のテレビで時代劇を見ると、しゃべり方、しぐさが沖縄の芝居とそっくり。感情の入れ方とか「えーっ」と思うくらい似ている。><日中間には尖閣諸島の問題などあるが、沖縄を上手に活用したらいい>と自己満足の域を出ない発言を垂れ流しています。
 
 
沖縄を活用というのは「利用」に過ぎないことは自明であり、戦争についても「活用」といいながら「利用」するのか、と。
 
 
もちろんこの協会は、首相をはじめとした閣僚の靖国神社参拝反対派です。
 
 
中国や朝鮮半島の口パクをして何が楽しいのか。しかし、なぜか彼らはそれが絶対的に正しいと言います。
 
 
そして私利私欲のないパラオ等は取り上げません。
取り上げられて「戦争賛美」などと言われるとたまったもんじゃありませんが。
 
 
日本はとんでもなく非道だった国。そんな国に対して、どこの国が国旗の中に日本への情を取り入れるのでしょう。
 
 
また、知らない、見たこともない「桜」を好きになり、子どもに日本風の名前をつけるのでしょう。
 
 
そして、現在の日本はなぜそういう国々に目を向けないのでしょう。
 
 
「日本はどこ向いとんねん」と。
 
 
・・・・・・・・・・
 
 
今年は東條元首相の終戦直前の手記が出てきた、以前には富田メモがあったという、この時期に都合よく発見されたり、発表されるのは何故でしょう。
 
 
しかしながら、63年目の今日、絶対に誰も異論を挟まないことがあるはずです。
 
 
せめて、静かに深く物事を考える日であって欲しい。
 
 
そして、それを考えて黙祷。
 
 
「靖国で会おう」と言われた方々と会う。
 
 
良いこと、悪いこと全部ひっくるめたとしても、たとえどのような経緯を誰が述べようが、これに「屁理屈」はいりません。そんなもの、全部「屁理屈」だと、そう思います。
 
 
私の場合、敬天愛人という言葉があるように、「尊敬」や「感謝」という本質を各々が捉え、そしてそれを考え、英霊の方々が安らかであるように自助努力をします、見ていてください、という想いです。
 
 
今日、そういうことを考えると、必ずそれに付随して家族についても考えが及びます。自分の存在価値というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、いっちょ、褌を締めなおして、喜ばせようとも思います。
 
 
まぁ、道のりは長いと思いますが・・・・・・。
 
 
日頃から「お前はどこ向いとんねん」と、自問自答しながら、一歩ずつ。
 
 
そして、英霊の方々だけでなく、今日はお盆で日本中のお家にご先祖さんが帰ってきます。
私のところも例外ではありません。
 
 
感謝をして、約束をしようと思います。
 
 
負けた映像を見たときは・・・、
「えっ?」という部分もありましたし、悔しかったですけど。
 
 
私がスポーツ選手の中でも、特にその姿勢を尊敬する人の中の一人です。
 

「きちんと主婦をしているから柔道をさせてもらえる」

 

翌日の新聞に載っていたヤワラちゃんの言葉。
 
 
私たちも、仕事をきちんとして、家庭を守ろうとしているから、
○○をさせてもらえるのだと思います。
 
 
これは、謙虚というのとちょっと違いまして、言葉そのままの感覚だと思います。
 
 
そして、個人的には、谷亮子は「最高の嫁さん」でもあると感じます。
 
 
野球の谷選手の見る目があるのか?偶然か?は別として、いい嫁さんを貰ったなぁと思いますよ。ホント。
 
 
お母さんとしても、優しくて強いと思いますし。
 
 
<「無念のメダル」ではなかった。テレビで観戦した夫の佳知には、妻の首にかかった銅メダルがキラキラと光って見えた。試合後、球団を通じて発表されたコメントには、この4年間、主婦として、母として走り続けた妻への尊敬と感謝が込められていた。>
 
 
という記事もありましたが、「尊敬、感謝」って、日常の生活の中ではごく当たり前なことなのですが、一方で忘れがちになります。大切なことだと思います。「そんなことは、わかりきってる」という人ほど、実は危うかったりする・・・(苦笑)
 
 
金を獲った水泳の北島選手も同じことを言ってましたが、彼の場合はライバルの存在も大きかったと思います。一人の力じゃないんですね。
 
 
そして、「熱意は磁石」と幸之助翁が言いましたが、頑張っている人には自然と他の人がすすんで加勢・援助するものです。
 
 
ヤワラちゃんについては、嫁(妻)や母として目指す「ひとつの形とちゃうかな」というようなことを、週末に家で話しました。
 
 
で、過去、どこかで、引用(前述)したかも知れませんが、私の結論としては、「ヤワラちゃん(谷亮子)のことを悪くいう人というのはまともな恋愛をしていない人が多い」というような結論になる訳です(笑)
 
 
・・・・・・
 
 
で、結果、自身が納得できないメダルの色だったとは思いますが、あの状況で三位決定戦でスパッと勝ったことも凄いなぁと思います。
 
 
進退についての報道よりも、今はゆっくり休ませてあげたいです。
(もう自分だけでは決めれないレベルの人ですから。)
 
 
今回は、五輪の前の選考会で負けた(準優勝)にも関わらず柔道48キロ級の代表に決まり、大きな批判もありました。
 
 
その批判にも一理はありましたが、彼女はその喧騒とは別に、
 
 
「中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳ばかり」という言葉とは裏腹に、
 
 
純粋に一所懸命やってきたんだと、あらためてそう思いました。
 
 
ですから、「家族への感謝の気持ちでいっぱい。」というコメントは、
建前ではなく本音なんでしょうね。
 
 
だから、もう、
 
 




これでいいのだ。


 
 
 
 
 

そして、世の旦那にもついでに言っておきますと、
 
 




ママがいるからパパなのだ!!」
  
d(・c_・`。)ナノデス
 
 

(CF;『「11:3=B」を縦にするとバカボンのパパっぽく見える』らしいですよ。)
 
 
・・・・・・・・・・
 
 
 
PS:
 
最後に一言だけ。
 
 
ヤワラちゃんの子どもが病気になりましたが、これはちょっと心配です。
一日も早い回復をお祈りします。
 
 
そして、一般旅行者も中国五輪へは覚悟を持って行かないといけません。後でガタガタ言ってもはじまりません。そういうことだと思います。
 
 
日常生活ですら体にとって安全な環境を得ることができなくて、警備を強化しなければ、テロを誘発することになるという「自称」平和の祭典。
 
 
ウイグル、チベット等で起こっていることを隠せなくなっている事実にも目を向けていきましょう。これも五輪の一番の大きな意味合いだと思います。
 
 
前回、伝えたくない悪いこと、都合の悪いことを北京五輪の紙面にぶつけてくる可能性がある、ということを書きましたが、この時期に合わせたかのように、全面戦争に発展しかねないグルジアとロシアの軍事衝突が起きています。
 
 
五輪の内容ばかりを中心に据えて伝えるのではなく、同時に、いやそれ以上にこのような問題もメディアは大々的に伝えなければならないはずです。
 

という訳で、金融メモというほどのものでもありませんが。


サブプライムというのがこの1年近く位言われ続けていますが、「そんなに大変なの」という声というか、「大変そうだけどあんまり自分には関係ない」「知っているが、良くは知らない」という印象を受けますので、ちょっとイメージだけでも持って頂けたらと思います。

 


本日は、この問題に詳しい方はスルーしていただいて結構です(苦笑)

 


さて、どの辺りまで遡るかということですが、とりあえずこの一ヶ月。


なるべく簡潔に事実関係を中心に書き留めておきます。


・・・・・・


7/13(日)

米のヘンリー・ポールソン財務長官がフレディマックとファニーメイの株価急落を受けて記者会見を行う。

そこでは、「国有化はしないが両社の株式を購入する可能性がある」とした支援策を打ち出す。米メディアからは「国有化」という言葉も頻発する。


要は、(破綻まで見据えた)信用不安に繋がる可能性があるという表明。


わざわざ日曜日(休日)にポールソン財務長官が慌しく記者会見を開いたのは、それだけ重要だったということ。


この案に反対派の閣僚が賛成に回ったのは、翌日(14日)に控えるフレディマックの短期債の入札が待ったなしで迫っていたいうこと。


・・・・・・


7/14(月)

株価。終値がフレディマック7.11ドル。ファニーメイは9.73ドル。(昨年のピークから8割ダウンしていた。)


前日のポールソン財務長官の発言もあり、約30億ドル(3200億円)の債券の入札がなんとか無事に終わる。


・・・・・・


NYダウが7/15に底を打ち、日経平均も7/17に一旦目先の底を打った。


・・・・・・

フレディマック、ファニーメイは、政府系の機関(政府の後ろ盾のある機関)だと思って頂いていいですが、決して政府の金融機関ではありません。


しかし、政府系ということで格付けは高い。


モノライン(金融保証保険の業務だけを専門に行う保険会社)が格付けの高い地方債に対して保証業務をするのと同じ。


ここで重要になるのが、この2社が扱っている(ローンに関与している)総額が5兆ドル(540兆円)(両社の短期債務と住宅ローン担保証券の合計)ということ。


これは住宅バブルが崩壊して依頼、民間の金融機関が住宅ローンを敬遠したことにより、全米の住宅関連の半分近くの取扱高となる。
(米の住宅ローン債務は約12兆ドル)


イメージとしては、(2007年:IMF調べ)

アメリカのGDPが約13.8兆ドル(米の住宅ローン債務は約12兆ドル)
日本のGDPが約4.4兆ドル(2社がローンに関与している総額が5兆ドル)


この5兆ドルの中身で、この2社が一年間に返済、若しくは借り換えないといけない金額(短期債務)は、気が遠くなるかもしれませんが、


フレディマック:短期債務2910億ドル(30兆円)

ファニーメイ:短期債務2160億ドル(22兆円)


イメージ:世界各国のGDPを見た場合、
上位20国程度しか、この2社の合計数字を上回らない。


会社や自分の自宅のローンに照らし合わせれば愕然となる数字。


50兆の返済。(もちろん不良債権化していないものを含む)


こういった問題が収束できないと、実際の経済面でも住宅だけでなく、カード、他のローンの焦げ付きが表面化し、恐慌となる可能性があるということ。


ゴールドマンは過去2年半の間に約1000億ドル(約11兆円)の住宅ローン債務担保証券(CMO)を販売し、この間にそれに類似する証券を空売りしていたという話もありましたが。


グリーンスパンは今週初めに、「現在の金融危機を100年に1度か2度の出来事」といいました。


(独り言:アメリカの輝かしい復活という意味で、ニクソンショック前に戻すという最終的な選択肢(変形Ver)もありまっせと匂わせるような・・・(というのは深読みかも。))


ここまではザックリとアメリカのお話。


・・・・・・


では、次は日本への影響ということで少し書き留めます。


一番大きな負債を抱えているのが、(農協、漁協等の基盤となっている)農林中金


農林中金は、ポールソンの記者会見の後、(17日)米政府が緊急支援を表明した政府系住宅金融2社の発行する政府機関債と住宅ローン担保証券を、3月末時点で計約5兆5000億円保有していたことを明らかにした。


「実際に損失が生じる可能性は低いとしている。」とのトップの発表・・・痛々しいというか、トップがこの程度の認識、何かあれば傾くレベルではないのか・・・。資質の問題か?


政府系なのでアメリカが保証するという本音(希望的観測)が見えるというか思考が止まっているというか。実際はどうか?その根拠ほど頼りないものはない。(実際にアメリカでは政府系であっても保証していないケースがある。地方銀行で1/3程度というのが今までの前例。)


農林中金の債務保有残高の内訳は、政府機関債が約2兆円、住宅ローン担保証券が約3兆5000億円。


次に、
三菱UFJが3.3兆円。


日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の大手4社の合算で4兆円オーバー。


日本でも大きな所だけの足し算でも、軽く10兆円を超える。


海外(米以外)の政府・民間セクターによる保有残高(「昨年」の米財務省の統計)を見てみると、


約1兆3000億ドル(140兆円)で、このうちアジア勢が約8000億ドル(86兆)を占める。


内訳中国が約3700億ドル(40兆)、続いて日本が約2280億ドル(24兆)だった。
(現在の為替水準で計算)


これを見て一つ感じたことは、外貨準備高の減少があの通貨危機以来最大となった韓国経済が再度苦境に立たされているというニュースはあっても、サブプライムについては影響があまりないと発信されています。もしかしたらリセッションどころではない?


外貨準備の触れたので横道に逸れると、「以前は外貨準備の約90%がドル。現在はドル60%でユーロが25%に増えている」ということも参考までに。


(※色々書きましたが、日本は悲観的になれという趣旨ではありません。)


・・・・・・

img20080719213223.gif




 






7/18の空売り規制による株価上昇を見ると、上昇率(緑色)が大きいほど・・・。
(クリックで拡大)


色々な想像ができます。


・・・・・・


アラブの王様に資本強化してもらっても、またお金が足りなくなっているシティやメリルあたりを見ておけばいいかもしれませんね。あれ、半年前位だったような。(上で書いたように「50兆円」からの返済、若しくは借り換えないといけないファニーメイ、フレディマックを連想できるかもしれません。)


このゴロンと横たわっている問題は、よってたかって鎮火させる方向に向かうかもしれないですね。日本はいわれのないお金を出さないといけない日が来るかもしれません。いざとなれば突きつけられます。「世界経済(日本経済)がボロボロになるのとどちらを選ぶか」という具合でしょうか。


裏ではユーロよりもロシアが笑ってそうです。


言葉足らずの部分もあり、この問題を一度で全てカバーすることはできませんがザックリという意味では一区切りがついたので、今日はこの辺りで。


・・・・・・


追伸:

オバマ、マケインの予定を見ると、五輪開催中は大きな表の活動は止みます。本格的に再始動するのが五輪が終わってから、というのは周知の通り。


逆に、アメリカでも日本でも、今日書いた経済問題等に関わらず、


「伝えたくない悪いこと」「都合の悪いこと」を北京五輪の紙面にぶつけてくる可能性


も否めないと思います。


ですから、隅っこに小さく書かれている記事にも注目したいと思います。

 

 

ところで、開会式っていつですか?

 

・・・・・・・・・・


八年八月八日で末広がりの日には、憂国談義が良いでしょうね。


では、皆様、良い週末を。

 

今日はいくつかニュースを取り上げます。
 
 
「靖国参拝は自粛を」公明・太田氏
公明党の太田昭宏代表は5日の記者会見で、保岡興治法相が終戦記念日に靖国神社を参拝すると表明したことに「福田康夫首相をはじめ、主要閣僚の公式参拝は控えるべきだというのが私の考え方だ」と苦言を呈した。太田氏は理由について「政教分離の観点や、これまでの裁判、外交状況などがある」と指摘した。
 
 
嗚呼、恥ずかしい(笑)内容を読んだこっちがポッと赤くなるような記事です。
 
 
ここの山口さん(政務調査会長)が「政策実現へ、党の持ち味生かす」って言っています。山口さんには、この表現は「創価との関連を連想する人の方が多い」ということも知ってもらいたいと思います。
 
 
そして持ち味とは・・・「与党にひっつく」ということ?
 
 
で、「与党の政策責任者」(←山口氏曰く)という訳ですか?
 
 
 
 
 
倉本聰氏「これが最後」テレビ局に絶望
「これが最後という気持ち。テレビ局が視聴率だけを考え、現場が悪くなった」と憂えた。
 
 
視聴率が購買力に繋がらないという現実をまだ分かっていなく(分かっていても流されている)、視聴率にかわる新しい基準を見出せないテレビ局や電通等の広告代理店の凋落ですね。
 
消費性向の大きそうな若年層に媚びた内容の番組が多くなっているのがはっきりと分かるかと思います。そもそもそれ自体(の方向)が間違っています・・・。設定年齢を上げられない愚があるようです。
 
 
拘りもないのに「ものづくり」という言葉を使って欲しくないですね。最近の傾向を見るとそんな番組等が多いです。
 
 
そして、「視聴率が高い=面白い(興味深い)番組」というところからの乖離も大きくなっていると思います。
 
 
 
 
 
「天洋食品」回収ギョーザ、中国で中毒…現地混入が濃厚に
 
こちらは、忘れてはいけない事件のひとつです。
中国では、全て日本の所為なので全て買い取れ、かつ賠償しろという声もありました。ふざけた話です。
 
 
結局、メタミドホスの混入は中国国内だったということです。
 
 
中共は嘘をついていたということがはっきりとしました。
 
 
今後、しっかし再捜査をしっかりとして欲しいものです。
 
 
但し、中共は日本側には充分な情報提供や捜査をさせないという前提でこの問題に取り掛からねばなりません。
 
 
この件は日本側にもサミット前に伝えられていたということですが、完全に規制が掛かって日本ではニュースとして流れていませんでした・・・。
 
 
こういった政府(福田)の対応も酷いもんです。
 
 
竹島問題も日本の主権に関わる問題ですし、毒ギョーザも国民の安全(生命)に関わる大きな問題です。
 
 
そこに外交的配慮が加わるという、あまりにも次元の違うことを平気でやっている訳です。
 
 
 
・・・・・・・・・・
 
 
 
今日、6日は広島、9日は長崎に原爆が落とされた「原爆の日」(63回目)です。
 
 
原爆により犠牲になられた方々に心からご冥福をお祈りします。
原爆の後遺症と闘っておられる方々に心からお見舞い申し上げます。
 
 
福田首相が原爆死没者慰霊式・平和祈念式典に参列し、哀悼の誠を捧げた後、原爆の犠牲となられた方々の御霊に対し「国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げるとも言いました。
 
 
北朝鮮の核に対して、
 
 
それに対するアメリカの行動に対して、
 
 
そして63年前の今日、
 
 
原爆という、根底に人種差別があるこのアメリカの実験行為に対して、
 
 
彼(福田首相)は何をしたのか
 
 
上で述べた竹島や毒ギョーザ等にしても、
 
 
国民を裏切っていないのか
 
 
何らメッセージを出しもしない。
 
 
・・・無責任な行動ばかりしています。
 
 
 
 
ちょっと話は逸れますが、先日コメント欄で「たかじんのそこまで言って委員会」で櫻井氏が出ていたということを知り(私は見ていませんでした)、どんな感じだったのか、あらためて見てみました。
 
 
(見られた方も多いと思いますが、)番組内の櫻井氏の言葉を一部引用します。
 
 
 
面白い分析がありましてね、1998年に江沢民さんが、国賓として日本に来られましたけど、あの江沢民さんの訪日を前に、中国共産党が日本を徹底的に分析して、中国が日本とどういう風に付き合ったらいいかということを、打ち出すんですよね。
 
その中で、〝日本は政治大国になれない〟政治大国というのは、例えば、主張することは主張せよと言う、三宅さんのようなご意見をきちんと打ち出すことができるのが、政治大国ですね。
 
日本はそれになれないと。
 
しかし、日本はすばらしい〝経済大国〟であり〝技術大国〟であるから、この日本を丸々、中国のために活用できるような国柄に、日本をしなければならないと書いてあるんですね。
 
その為には日本をコントロールする必要がある。コントロールの方法は二つある。1つはアメリカを通して日本に影響を及ぼすことである。もう1つは、日本の国柄を利用することだ。日本の国柄って何だろうと思います?
 
中国が見た、日本の国柄、彼(江沢民)は、一言で書いてます。
 
「日本は押せば引く国である」

 
これなんですね。ですからね、本当に足元を見られています。
 
 
竹島問題等を見て、さらに一言追記するならば、「日本は押せない国」といえるかもしれません。
 
 
その上、国会議員でありながら事実に反することや国益に反することであっても「押す気」すらないのは論外でしょうね。
 
 
内政のストレスを外政で発散させる国は多いのは周知の通りでしょう。
 
 
しかし・・・、所詮、「反日」だけで国内をまとめきれる国というのはないのです。
 
 
事実の歪曲は、悲しみを癒やすことも関係者を救うこともありません。重要なのは事実と向き合うことなのです。
 
 
例えば、今までの歴史問題について考えたとします。
 
 
歴史問題(慰安婦問題等)で裁判が行われ、仮に判決主文で「日本が勝訴」したとしても、判決理由のなかには原告の訴えた「事実関係」はなんら訂正されることなく書き込まれるのです。
 
 
これは日本事実関係をまったく争わないため、当然の結果となります。
 
 
国益なき外交は、日本をいわれなき不名誉の淵に投げ込むもので、歴史の汚点として残る恥ずべきものだと知らないといけないのです。
 
 
そして、今更ながらではありますが、日本の強みは何なのか。
 
 
それを踏まえて、
 
 
国際的非難を何とも思わない相手に対して、万難を排してやりぬく。
・・・その胆力を持ち、立ち向かわないといけません。
 
 
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