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国会では所信表明演説に始まり、昨日は自民党からの代表質問が行われました。
「レトリック」という部分では首相だけでなく、民主党全体から伝わってきます・・・。
「永田町幹竹割り」さんから引用(一部抜粋)させていただきます。
(賛同できる部分があり、メモとして整理するために太字ありの箇条書きにしてみました。m(__)m)
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首相の本会議答弁は国家の重要施策に万鈞の重みをもって応えるべきものであるが、鳩山答弁は公平に見て修辞技術・レトリックに終始した。
(中略)
発言の言葉尻を捉えて切り返す手法だ。
このやり方は国会審議の場を論争のための論争の場と化して、実りをもたらさない。
・マニフェストの約束違反を突かれて「君主豹変と言われたが私は君主ではない」がレトリックの最たるもの。問題は豹変なのであって、その豹変の理由を述べずに逃げている。
・ビジョンの欠如を問われて「あなた方には言われたくない」と切り返し、ユーゲントは喜んだが、民主党政権に財政の中長期ビジョンが全く欠けている事実をすり替えている。
・概算要求が100兆円近いと批判されて「100兆円近い予算と言うが補正と合わせて102兆円予算を提出したのはどちらか」と開き直ったがこれもすり替えだ。
・郵政社長人事に関しては「優れた人材を適材適所とした」と口癖の脱官僚から一転して開き直った。「要はいかに、使いこなしていくかということ」とつけくわえた。これは、前首相・麻生太郎の「やる気にさせないと公務員は動かない。いかに使いこなすかだ」にそっくりだ。
・普天間基地をめぐる政権の右顧左眄(べん)を突かれて「いままで10年間結論を出さなかったのはどの政権か」とまたまた開き直ったが、少なくとも自民党政権は普天間移転で10年間の交渉の末、日米合意に達している。それを覆そうとしているところからすべての問題が発生しているのだ。事実誤認のうえ、レトリックでごまかしている。
・マニフェストを実現できなかったときの自らの進退についても「4年後に達成できなかったら責任をとる」と述べたが、1か月半で明白な公約違反の数々が起きており、4年まてというのは時間稼ぎの詭弁(きべん)だ。
(中略)
核心を突かれて、「お前はどうだったのか」では議論がかみ合うはずもない。相手は野党なのであって、開き直りは自らが回答を持っていないことの証明にほかならない。
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29
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・臨時国会で浮き上がる3大虚飾
鳩山政権は外交・財政・政治資金の3分野で黙っていられない“虚飾性”が浮かび上がってきている。具体的には対米外交、赤字国債の発行額、鳩山故人献金だ。
・赤字国債の発行額
「新規国債発行額を09年度の麻生内閣の当初予算と補正予算の合計発行額44兆円以下に抑える」としているが、これは5兆円以上のサバを読んでいる。なぜならそもそも麻生太郎の組んだ09年度予算は、当初予算の88兆に補正予算の14兆を加えた合計102兆である。その102兆に対する国債は44兆であり、国債比率は43%となる。鳩山内閣の概算要求95兆円を例えば90兆円に圧縮した場合の43%は39兆円であり、「39兆円以下に抑える」としなければ、公約通り麻生内閣を下回る国債発行額とはならない。それを44兆円というのは5兆円というサバの読み過ぎである。加えて補正を3兆円斬り込んでいるが、これは事実上赤字国債を来年度予算に回すことになり、これを加えれば8兆円のサバを読んでいることになる。
・外交・安保政策
鳩山は10日の日・中・韓首脳会談で「今までややもすると、アメリカに依存しすぎていた日本だった。日米の同盟は重要だと考えながら、アジアの一国として、アジアをもっと重視する政策をつくりあげていきたい」と明言して、東アジア共同体構想から米国排除、脱米入亜とも取れる発言をしている。それが半月後の25日の東南アジア首脳会議では米国がその場に参加していないにもかかわらず「日本の新しい外交政策として日米同盟を外交の基軸に位置づける。同時に東アジア共同体のビジョンを掲げる」と、米国に“擦り寄る”ような修正発言をした。国務省高官が「いま一番の難題は中国でなくて日本」と述べるなど、米政府の普天間基地移転問題に関する強い反発に、ようやく自分の過去の発言の問題点に気づいたのだろうか。それにしても普天間の混迷はすべて首相の発言のぶれに由来している。選挙中は「最低でも県外移設」が「時間というファクターによって変化する可能性は否定しない」と移転容認。最近では「3党合意で出発した連立政権ですから、県外移転が一番重い基本」とまた変わると言った具合だ。ようするに、その場その場を虚飾で取り繕い、結果としてぶれているのである。
・政治献金虚偽報告の問題
朝日新聞に寄れば匿名献金が鳩山家から行われていたというショッキングな事実が明らかになった。偽装総額は2億円に達したという。鳩山家とは誰であるかは特定はされていないが、誰でも母親の顔が思い浮かぶ。つぎに浮かぶのはいわゆる「故人献金」も母親のカネではないかというところだろう。もし匿名献金も「故人献金も」母親からということになれば、当然国会における参考人聴取か証人喚問の対象となり得る。86歳の母親は入院してがんで闘病中であるようだが、ロッキード事件の際は、衆議院予算委員会が77年に児玉誉士夫を病院で尋問(臨床取調べ)している。相続税、贈与税の脱税疑惑も可能性が強まってきた。自民党がいくら敗戦ショックの最中だとは言え、ここを突かないはずがない。加えて元秘書によると虚偽献金は父・鳩山威一郎の時代から続いていたという情報もある。鳩山は「捜査中なのでコメントできない」を繰り返しているが、国会審議では絶対にこれは通用しない。このトラバサミを鳩山が抜け出る方途があるだろうか。まず考えられない。あるとすれば法相・千葉景子が指揮権を発動して検事総長に捜査をストップするよう命じることだけだ。しかし検察は黙っていまい。おそらく検事総長は辞任で対抗する。次の検事総長を任命しても指揮権を発動すればまた辞任だ。そんな事態になれば内閣は総辞職か解散しかなくなる。
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26
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無型ゆえに誰にも読めぬ
我が拳は邪拳ゆえ種明かしは一回きりよ
私の心持ちの一部です。