Cloud(クラウド)のきまぐれ日記
Cloud クラウドのブログ。日々の雑感・・・・・・・人,仕事,時事,金融,家族,ギャンブル,喜怒哀楽その他諸々。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先月、IMFが毎年実施している日本に対する経済審査のなかで「構造改革が必要」「消費税を上げたり、所得税を増やしたりという歳入面の強化が必要」と、のたまわって帰りました。
それに伴い、シトリン・IMFアジア太平洋局次長は「公的債務の削減があまり進んでいない。より野心的な財政再建プランを掲げる必要がある」と大阪府が言われているようなことを言っていました。
なんかそれにそったような日本の流れを感じますが、金融面でも大事なポジションにいる日本は、もうちょっとモノを言わんかいと思います。IMFなんて日本がいなけりゃ機能しないんとちがいますかね・・・。
(米の北朝鮮に対する制裁を解除するいうのであれば、 「ウチもちょっと考えさせてもらいますよ」ぐらいの圧力を米にかけるべきです。首相が、「核の問題が解決するなら歓迎すべきこと」「米との意見のすれ違いは無い」とホザく。アメリカが日本を舐めているように、首相が国民を舐めています。)
で、日本経済は世界各国の成長の鈍化の影響を受けて景気は減速していくだろうとのことで、現行の日銀の金融政策については「適切」と評価したうえで、「(景気の先行き)懸念がなくなるまで、現行の金利水準を維持すべきだ」として、当面は低金利政策を継続するよう求めるという「要求」を最後にポロッと喋った(本音)のち、どこかに行きました。この発言は親切で言っているわけではないということは分かろうかと思います。
で、今夜のアメリカのFOMCではずっと引き下げてきた金利を据え置くだろうというのが、大方の見方になっています。(利上げ見送り決定6/26現在)
インドではインフレ対策の追加利上げで株が安くなっていますが、ECBでも来月(7月)に入って、利上げの可能性を否定しない発言が相次いで出てきています。
(「ユーロ圏経済の先行きに対する不透明性は高まった」「ユーロ圏インフレの最近の上昇は大部分が外部価格の上昇圧力によるが、それで二次的影響や諸期待(インフレ期待)抑制失敗のリスクが高まり、ECB理事会をして高度の用心とともに諸リスクの表面化阻止に向け断固たる行動をとるといわしめた」等)
欧米のインフレ警戒感や景気の下振れ懸念を背景とした金利の上げ下げの是非は置いておくとして、要は、原油やコモディティの高騰によるインフレ懸念に対し、(選択肢の一つとして)「自国通貨を強くしておきたい」ということでしょうね。
商品の高騰は、日本でもスーパーの商品の値段が上がっていることで、主婦が一番肌で感じていることだと思います。
例えば、「食料自給率を上げる」というのは高騰して安く安定供給するためということではなく、それ自体が「国益そのものなのだ」という感覚を持たないと議論を始めることができないと思います。
日本は外交でも経済でもいつも周りの様子を見てから動き出すという印象を受けます。
「後の先」ならいいですが、そうでもないし。(単なる後手後手に回るという印象も。)
国内に目を向けると一部の政治家は「道路を作ります」とか大声で言ってるし・・・。大局を見て欲しいと思います。
国内に目を向けると一部の政治家は「道路を作ります」とか大声で言ってるし・・・。大局を見て欲しいと思います。
そして、日本はいつも他国の尻拭いをしていますが、それは自国の国民のお金であったり、国民の生活の犠牲の上に成り立っています。その上で、相手に意見を言えなかったり、逆に文句レベルの批判をされます。国益なんかありゃしません。
一方では、チマチマと椅子とりゲームに勤しんでいる風景ばかりが目につきます。金利のことについて書きましたので、その一例を。
政府、日銀審議委員への池尾氏起用案を断念
通常国会に提示された池尾氏の人事案に対し、民主党はいったん、同意する方針を決めた。しかし、参院で統一会派を組む国民新党が、「郵政民営化を推進した池尾氏の同意は容認できない」と反発し、会派離脱の姿勢を示したため、民主党が採決に反対し、参院では採決されずに審議未了となっていた。
反対理由が「郵政民営化」って・・・・・・、反対ならば、違う理由にしたほうがいいと思います。
「自民党は政治色を出すな。俺たちは出すけども・・・」みたいになっています。
この理由はいただけません。
良い悪いは別にしても、郵政民営化の意見の違いで金融政策に関われくなるというのはどうなんでしょう。
そんな理由で、仮に民主党が与党になれば、日銀の独立性は確保できるのでしょうか。
そして、その辺り(郵政民営化の件で政策に携われなくなるのはおかしいということ)には矛盾しませんか、国民新党さん。
そりゃ、私もアメリカ等に日本のお金が巻き上げられるような構造は反対ですよ・・・。
先日、安倍氏が「国益を考えて国会議員は行動すべき」と言いました。
そんな当たり前の事を、地位も名誉もあり、人として国民から尊敬されているのであろう国会議員に対して言いました。そんなレベルの悲しい現実です。
「国会議員になれば国益を考えなさい。」
つまり、
「風呂に入れば身体を洗いなさい。」
と、何が違うのか。
たくっ、話はそこからかよ・・・と思うと気が遠くなります。
であれば、彼らに代わって国民の皆さんで、ヨゴレを落としてあげてください。
PR
コメントをどうぞ。
西洋悪魔が日本妖怪を・・・
完全に日本国民は政治家や官僚から舐められてますよ。
良くも悪くも、あの60~70年代安保闘争の時に共産思想のヤツラに乗せられたとはいえ、声をあげ行動に起こしたあの行動力は今やどこにも見られません。
拉致被害者の救出、ガソリン暫定税率廃案、食料自給率の向上など、国民とマスコミの関心度が低いのか大々的に取り上げないので、成果はほとんど無し。
年金名寄せや後期高齢者医療保険と薬害C型肝炎治療は(これには国民の抗議行動とマスコミが取り上げたことで多少変わりましたが・・・)などなど。
安倍氏の発言はごく当たり前の事ですよね。
それに対して、反発したり言い訳をするような政治家や党はもう悪魔に魅入られているとしか思えません。
道路特定財源や年金がらみで「無駄使いを減らそう」と言っていた民主党および野党は最近言わなくなりましたし。
そのおかげで政府はまた課税方向に進んでいますし。
クラウドさんの仰るように、カネタワシで汚れを落としてやりたいくらいです。
お偉いさん方にサブプライム問題で、欧州の通過より日本の通貨の下落幅が大きかったのは何故か?と理解して欲しいですよ。
良くも悪くも、あの60~70年代安保闘争の時に共産思想のヤツラに乗せられたとはいえ、声をあげ行動に起こしたあの行動力は今やどこにも見られません。
拉致被害者の救出、ガソリン暫定税率廃案、食料自給率の向上など、国民とマスコミの関心度が低いのか大々的に取り上げないので、成果はほとんど無し。
年金名寄せや後期高齢者医療保険と薬害C型肝炎治療は(これには国民の抗議行動とマスコミが取り上げたことで多少変わりましたが・・・)などなど。
安倍氏の発言はごく当たり前の事ですよね。
それに対して、反発したり言い訳をするような政治家や党はもう悪魔に魅入られているとしか思えません。
道路特定財源や年金がらみで「無駄使いを減らそう」と言っていた民主党および野党は最近言わなくなりましたし。
そのおかげで政府はまた課税方向に進んでいますし。
クラウドさんの仰るように、カネタワシで汚れを落としてやりたいくらいです。
お偉いさん方にサブプライム問題で、欧州の通過より日本の通貨の下落幅が大きかったのは何故か?と理解して欲しいですよ。
Re:西洋悪魔が日本妖怪を・・・
成果に繋がらないのは「旨みがない事柄だから」というふうに訝ってもおかしくないかもしれませんね。
アメリカのATMと揶揄されるようなことを喜んでしているお偉いさんもいますし、ヨゴレは選挙で落とすのが一番早いのですが、この人に是非一票入れたいという地元の議員がいない地区もたくさんあることも問題だと思います。せめて普通の感覚を持った人でいいんですけどね・・・。
アメリカのATMと揶揄されるようなことを喜んでしているお偉いさんもいますし、ヨゴレは選挙で落とすのが一番早いのですが、この人に是非一票入れたいという地元の議員がいない地区もたくさんあることも問題だと思います。せめて普通の感覚を持った人でいいんですけどね・・・。
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
フリーエリア
最新記事
(03/13)
(03/13)
(12/30)
(11/14)
(10/11)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Cloud(クラウド)
性別:
男性
職業:
(今のところ)直接金融業
自己紹介:
我が拳は我流 我流は無型
無型ゆえに誰にも読めぬ
我が拳は邪拳ゆえ種明かしは一回きりよ
私の心持ちの一部です。
無型ゆえに誰にも読めぬ
我が拳は邪拳ゆえ種明かしは一回きりよ
私の心持ちの一部です。
ブログ内検索
最古記事
(03/17)
(03/17)
(03/17)
(03/18)
(03/18)
カウンター
アクセス解析